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事業承継コンサルティングとは?成功する事業承継のためのポイント

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事業承継コンサルティングとは?成功する事業承継のためのポイント

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事業承継は、会社の将来を大きく左右する大切な経営課題のひとつです。

しかし現実には、「後継者がいない」「相続税や会社の引き継ぎ手続きが複雑」「自社株の評価が難しい」など、多くの経営者がさまざまな悩みを抱えています。

事業承継コンサルティングは、こうした課題を専門的な知識と豊富な経験で支え、事業のスムーズな引き継ぎを実現するための心強いサポートです。

本記事では、事業承継コンサルティングの基礎知識から、具体的なサポート内容相談先の選び方まで、わかりやすく解説していきます。

たとえ債務超過経営難の状態でも、事業承継をあきらめる必要はありません。

適切な対策をとれば、未来につながる道はきっと見つかります。

ジーケーパートナーズは、企業再生の専門知識を活かし、事業承継やM&Aを幅広くサポートしています。

通常のM&A仲介会社では対応が難しいような複雑なケースでも、これまで多くの課題を解決に導いてきました。

まずは「無料個別相談会」で、お客様に最適な承継プランをご提案いたします。

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メディア担当

メディア担当

当社は企業再生コンサルティング会社として、中小企業活性化協議会の外部専門家を務めています。財務・事業デューデリジェンスや再生計画の策定支援をはじめ、私的整理ガイドラインを活用した事業譲渡や会社分割まで、一貫したサポートが可能です。また、債務超過案件における再生スキームを前提としたM&A仲介を得意としており、一般的なM&A仲介会社では対応が難しい案件にも対応しています。

事業承継コンサルティングとは?

事業承継コンサルティングとは、会社の経営権や株式などの「会社の持ち主」としての権利を、次の世代へスムーズに引き継ぐための専門的な支援サービスです。

単に相談に乗るだけでなく、事業承継に必要な具体的な手続きや実行のサポートまで、幅広く対応できるのが大きな特長です。

近年の事業承継では、「親族への承継」だけでなく、「社内の従業員への承継」や「M&Aによる第三者への承継」など、さまざまな選択肢があります。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、企業の状況や経営者の意向に応じて、最適な承継方法を選ぶ必要があります。

近年は後継者が見つからずに廃業する企業が増えており、これは深刻な社会問題となっています。

実際、中小企業庁の中小企業白書帝国データバンクの調査でも、2025年までに70歳を迎える中小企業の経営者のうち、約半数が後継者未定という結果が出ており、事業承継の問題がますます深刻化していることがわかります。

こうした中、事業承継コンサルティングを活用することで、後継者不在によるリスクを回避し、企業の価値を守りながら次の世代へと事業をつなぐことが可能になります。

 

事業承継コンサルティングの主要サービス内容

事業承継コンサルティングでは、主に次のようなサービスを通じて、スムーズな事業の引き継ぎをサポートします。

  • 現状分析と課題の整理
    会社の財務状況や経営体制、事業環境を客観的に分析し、事業承継に向けた課題を明確にします。
  • 事業承継計画の策定・ご提案
    企業の状況や経営者の意向に合わせて、最適な承継方法やスケジュールを具体的に計画します。
  • 後継者の育成支援
    後継者候補への経営ノウハウの引き継ぎや、人材育成の仕組みづくりをサポートします。
  • M&Aによる第三者承継のサポート
    親族や社内に後継者がいない場合には、M&Aを活用して外部の経営者への承継を支援します。

以下では、これらのサービスについてさらに詳しくご紹介していきます。

現状分析と課題の整理

事業承継コンサルティングでは、まず最初に会社の現状を丁寧に分析し、事業を引き継ぐうえでの課題を整理します。

この初期段階で特に重要となるのが、「自社株(自分の会社の株式)の評価」です。

事業承継や相続では、自社株の価格がどれくらいかを正しく把握することが欠かせません。

非上場企業の場合、思っている以上に株価が高く評価されることがあり、その結果として「後継者による株の買い取り資金」や「相続税」が大きな負担になるケースがあります。

このような場合には、自社株の評価額を引き下げるための対策や、相続税の負担を軽くするための計画を立て、スムーズに事業を引き継げるようサポートすることが、コンサルティングの重要な役割です。

また、財務面では「収益性(どれだけ利益を出せているか)」「安定性(経営が安定しているか)」「成長性(将来の伸びしろ)」といった観点から多角的に分析を行い、承継のタイミングや方法を最適化していきます。

さらに、経営陣の体制や人材の配置、事業戦略の見直しといった、会社の全体像を把握するための調査・分析も行われるのが、事業承継コンサルティングの大きな特長です。

事業承継計画の策定・ご提案

現状分析の結果をもとに、具体的な「事業承継計画」の立案・ご提案を行います。

この計画には、以下のような重要なポイントが詳細に盛り込まれます。

  • 承継のタイミング(いつ引き継ぐか)
  • 承継の方法(親族・従業員・第三者など)
  • 税務対策(相続税・贈与税などの負担軽減)
  • 資金調達の方法(株式取得や納税資金の確保など)

事業承継は通常、数年単位で取り組む必要がある長期的なプロジェクトです。

そのため、将来を見据えた「ロードマップ(実行計画)」の作成が非常に重要です。

計画を立てる際には、現経営者の考えや希望、後継者の能力や意欲、会社の成長性や将来ビジョンなどを総合的に考慮し、現実的かつ実行可能な承継戦略をご提案します。

また、リスク管理の観点から、実行中に起こりうるトラブルや状況の変化に対応できるよう、柔軟性を持たせた計画設計も行われます。

後継者の育成支援

事業承継の成功には、後継者がスムーズに経営を引き継げるように準備することが欠かせません。

そのため、事業承継コンサルティングでは「後継者の育成支援」も重要なサポートのひとつとなっています。

事業承継では次のような不安がつきものです。

  • 「後継者は誰にするのか?」
  • 「その人に経営の能力はあるのか?」

こうした不安を解消するために、後継者に必要な知識やスキルを身につけるための支援が行われます。

また、後継者だけでなく、新しい経営体制を支える幹部や従業員への育成支援を行う場合もあります。

主な育成プログラムの内容は以下のとおりです。

  • 経営戦略の立案能力
    経営ビジョンの構築や、中長期的な戦略を立てる力を養います。
  • 財務管理スキル
    会社のお金の流れを理解し、安定した経営判断ができるようになります。
  • リーダーシップの開発
    組織を引っ張る力や人材マネジメントの方法を学びます。
  • 業界知識の習得
    自社の属する業界について深く理解し、市場の変化に対応できる力を身につけます。

さらに、段階的に権限を移していくプロセス(段階的な権限移譲)を通じて、実践的な経営経験を積む機会も用意されます。

M&Aによる第三者承継のサポート

親族や社内に後継者がいない場合などには、「第三者承継」という選択肢があります。

その際に重要となるのが、M&A(企業の合併・買収)に関するサポートです。

M&Aサポートでは、買い手企業の選定から交渉、契約の締結に至るまで、事業承継に関わる一連のプロセスを専門家が総合的にサポートします。

M&Aによる事業承継では、「企業価値をいかに高め、正しく評価するか」が重要なポイントとなります。

自社の強みや将来性(成長ポテンシャル)を正しく伝え、信頼できる買い手とマッチングすることで、売り手・買い手の双方にとって納得のいく良い取引が実現できます。

さらに、M&Aの成立後も大切です。たとえば、従業員の雇用をどう守るか、企業の文化や理念をどう受け継ぐかといった「統合プロセス(PMI=PostMergerIntegration)」についても、アドバイスが提供されるのが特徴です。

ジーケーパートナーズでは、債務超過の企業を専門に扱うM&Aプラットフォーム「ResetM&A」を運営しています。

一般的なM&A仲介会社では対応が難しいとされる債務超過(借金が資産を上回っている)企業の案件にも対応可能で、豊富な実績があります。

従来のM&Aでは事業譲渡が難しいとされてきた企業でも、適切な買い手とのマッチングを通じて、事業の継続や従業員の雇用を守ることができます。

「もうダメかもしれない」と感じている方も、あきらめる前にぜひ一度ご相談ください。

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事業承継コンサルティング活用のメリット・デメリット

事業承継コンサルティングを利用するかどうかを検討する際には、その「メリット」と「デメリット」を正しく理解することが大切です。

専門家のサポートを受けることで得られる多くのメリットがある一方で、費用がかかることや、依頼先を選ぶ際の注意点もあります。

自社の状況にあわせて、どのような支援が必要かを見極め、納得のいく判断をすることが成功のカギとなります。

活用メリット

事業承継コンサルタントを活用する最大のメリットは、税務・法務・財務・人事など、幅広い専門知識が必要となる事業承継を、専門家に任せて的確に進められることです。

事業承継には多くの準備や手続きが必要で、経営者自身がすべて対応しようとすると、膨大な時間と労力がかかってしまいます。

その作業をコンサルタントに任せることで、経営者は本来の業務に集中できるため、承継期間中も企業の競争力を維持し、業績の向上を図ることが可能になります。

さらに、コンサルタントは以下のような「承継後」の経営体制づくりもサポートします。

  • 後継者の育成
  • 経営計画の策定
  • 事業戦略の立案

こうした支援によって、承継後も企業が安定して成長し、長期的に企業価値を高めることができるのも大きな利点です。

注意すべきデメリット

一方で、専門的な知識や豊富な経験に基づく質の高いサポートを受けるには、「着手金」や「月額費用」といったコストが発生します。

特に、事業承継の規模が大きかったり、手続きが複雑だったりする場合は、想定以上の費用がかかる可能性があるため注意が必要です。

また、事業承継コンサルティング会社といっても、税務・法務・M&Aなど、会社ごとに得意分野が異なります

そのため、依頼する際には以下の点をよく確認することが大切です。

  • 実績や専門性
  • 過去の支援事例
  • クライアントからの評判や口コミ

自社の課題や目的に合ったコンサルタントを選ぶことが、成功のカギとなります。

もし不適切な会社を選んでしまうと、期待した成果が得られなかったり、追加費用が発生したりするリスクもあるため、慎重に比較・検討することが重要です。

 

成功する事業承継コンサルタントの選び方

事業承継を成功させるためには、「どのコンサルタントに依頼するか」が非常に重要です。

自社の状況や課題にぴったり合った信頼できるパートナーを見つけるには、次の3つのポイントを意識して選ぶことが大切です。

  • 専門性と実績を確認する
    これまでの支援事例や得意分野、資格や専門スタッフの有無などをチェックしましょう。
  • サービス内容と対応力を見極める
    相談から実行支援まで、どこまで対応してくれるのか、柔軟に対応してもらえるかを確認します。
  • 費用に対する効果を検討する
    料金体系が明確かどうか、サポートの内容に見合った成果が期待できるかを比較検討しましょう。

このあと、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

専門性と実績を確認する

事業承継コンサルタントを選ぶ際は、まずその「専門性」と「実績」をしっかり確認することが大切です。

自社と同じような業種や企業規模での支援実績があるかどうか、過去にどのような事例を成功させてきたのかを調べてみましょう。

また、どのような資格や認定を持っているかも重要なチェックポイントです。

たとえば、

  • 税理士
  • 公認会計士
  • 弁護士
  • 中小企業診断士

といった国家資格を持つ専門家や、事業承継に関する公的・民間の専門認定を受けたコンサルタントが在籍しているかは、安心して任せられるかどうかを見極めるうえでの大きな判断材料になります。

さらに、過去の案件における成功率、顧客からの評価、業界内での評判なども参考にしながら、信頼できるパートナーを選ぶことが、事業承継を成功に導く第一歩です。

サービス範囲と対応力をチェックする

事業承継には、税金・法律・経営などさまざまな分野の課題が関わるため、幅広いサポートを一貫して提供できるコンサルタントを選ぶことが大切です。

たとえば、

  • 相続税や贈与税などの税務対策
  • 契約書や登記などの法的手続き
  • 第三者承継のためのM&A支援

といった、複数の専門領域をひとつの窓口でまとめてサポートしてもらえるかを確認しましょう。

また、事業承継は数年単位で進める長期プロジェクトになることが多いため、継続的なサポート体制が整っているかどうかも重要なポイントです。

  • 担当者が途中で変わってしまうリスクはないか
  • 緊急時にすぐ対応してもらえる体制があるか

こうした点についても、事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

費用対効果を検討する

事業承継コンサルティングの費用は、一般的に「着手金」「月額顧問料」「成功報酬」など、複数の費用で構成されています。

そのため、総額でどれくらいかかるのかを正確に把握し、サービスの内容や得られる効果と比べながら、費用対効果を慎重に検討することが大切です。

一見して料金が安いサービスでも、サポートの質が不十分であれば、かえって時間やコストがかかる場合もあります。

一方で、専門性の高いコンサルタントによる質の高い支援は、企業価値の向上や相続・税務の負担軽減などにつながり、長期的に見れば大きなメリットとなる可能性があります。

最適なコンサルタントを見つけるためには、複数の会社から提案を受け、サービス内容と費用を比較・検討するのがおすすめです。

 

まとめ

経験豊富なコンサルタントの専門知識を活用することで、税務・法務・経営・人材など、複雑に絡み合う問題にも適切に対応でき、多くのメリットを得ることができます。

事業承継を成功させるためには、まず自社の状況や課題を正しく把握した上で、次のようなポイントをバランスよく評価することが大切です。

  • コンサルタントの専門性
  • 過去の実績
  • 提供できるサービスの範囲
  • 費用と成果のバランス(費用対効果)

これらを踏まえて、自社にとって最適なパートナーを選ぶことが、円滑な事業承継の第一歩となります。

ジーケーパートナーズでは、中小企業活性化協議会の外部専門家として培った豊富な経験と、企業再生の専門知識を活かし、事業承継のサポートを行っています。

債務超過の企業や、複雑な再生スキームが必要なケースにも対応可能で、一般的なM&A仲介会社では対応が難しいような事例でも、最適な解決策をご提案できます。

「後継者がいない」「借入が重く承継できない」といった悩みをお持ちの方も、まずは無料個別相談会にお気軽にお越しください。

早めの準備と専門家のサポートによって、企業の未来をしっかりと次の世代へ引き継ぐことができます。

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About メディア担当

当社は企業再生コンサルティング会社として、中小企業活性化協議会の外部専門家を務めています。財務・事業デューデリジェンスや再生計画の策定支援をはじめ、私的整理ガイドラインを活用した事業譲渡や会社分割まで、一貫したサポートが可能です。また、債務超過案件における再生スキームを前提としたM&A仲介を得意としており、一般的なM&A仲介会社では対応が難しい案件にも対応しています。

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