雑貨販売卸売業の支援事例になります。
年商１１億円の雑貨販売卸売業でした。
負債額は、年商より多い１５億円。
当社からの支援を経て、４億円まで負債を減少することができました。
支援事例の概要
今回ご紹介するのは、年商11億円規模の雑貨製造卸売業の企業様の事例です。
約20年前、自社工場を新設し、順調に売上を伸ばしてきました。しかし、東日本大震災をきっかけに状況は一変。直接的な被害はなかったものの、経済全体の冷え込みや物流の混乱により業績は急速に悪化しました。当時は外部環境も厳しく、赤字が長期化。必死に事業構造を見直し、商品構成や販売戦略を改革することで、ようやく赤字から脱却することに成功しました。
ただし、その背後には依然として15億円もの借入金という重い負担が残っていました。このままでは息子に会社を引き継がせることもできない――そう悩んでいた矢先、弁護士からジーケーパートナーズを紹介されました。
当社が策定した企業再生スキームを実行した結果、負債は15億円から4億円へと大幅に圧縮。取引先に知られることなく、会社の信用を守り抜いたまま健全な財務体質を取り戻すことができました。
そして、再生後は新たな未来が開けました。息子様が中心となってネット販売や新規販路開拓に挑戦し、従来の枠を超えたビジネスモデルへとシフト。社員たちも「もう借金に追われるだけの会社ではない」と意欲を新たにし、地域経済に再び貢献できる企業へと歩みを進めています。
先代社長のお話
「正直、最初に提案を受けたときは半信半疑でした。本当にそんなことができるのか、と。でも、あのまま座していれば、事業は立ち行かなくなり、息子に苦しい思いを背負わせるだけだったでしょう。だから腹をくくって、ジーケーパートナーズのスキームに賭けたのです。」
結果は想像以上でした。借金の重荷は大きく減り、未来が見えるようになったのです。
「やって良かった。今は心からそう思います。おかげで息子も前向きに経営に取り組んでくれて、新しい販路を切り開き始めています。先日、古くからの取引先に『御社はすっかり元気を取り戻しましたね』と言っていただき、胸が熱くなりました。」
「ジーケーパートナーズの支援がなければ、会社も家族も、そして未来も失っていたはずです。今では安心してバトンを渡せたことに感謝しかありません。」
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