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事業再生コンサルとは?依頼するメリットや選び方を徹底解説

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事業再生コンサルとは?依頼するメリットや選び方を徹底解説

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経営難や資金繰りの悪化に直面し、「このままでは会社を続けられないかもしれない」と不安を感じていませんか。

債務超過や返済負担の重さに苦しむ経営者は少なくありません。

しかし、事業再生には的確な財務分析と専門的な再生スキームの活用が不可欠であり、誤った判断をすれば企業存続そのものが危ぶまれるリスクがあります。

本記事では、

  • 事業再生コンサルタントの役割
  • 依頼するメリット
  • 費用相場と料金体系
  • 信頼できるコンサル会社の選び方

をわかりやすく解説します。

「資金繰りを改善したい」「債務整理を検討している」「再建計画を立て直すべきか悩んでいる」――

そのような状況にある経営者の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ジーケーパートナーズでは、金融機関との強固な信頼関係を基盤として事業再生支援を行っており、P/L改善とB/S改善の両面からアプローチいたします。

無料個別相談会を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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メディア担当

メディア担当

当社は企業再生コンサルティング会社として、中小企業活性化協議会の外部専門家を務めています。財務・事業デューデリジェンスや再生計画の策定支援をはじめ、私的整理ガイドラインを活用した事業譲渡や会社分割まで、一貫したサポートが可能です。また、債務超過案件における再生スキームを前提としたM&A仲介を得意としており、一般的なM&A仲介会社では対応が難しい案件にも対応しています。

事業再生コンサルとは?

事業再生コンサルタントは、経営不振や債務超過に陥った企業の立て直しを、財務(B/S・資金繰り)と経営(P/L・事業モデル)の両面から支援する専門家です。

現状を徹底診断し、根本原因を特定したうえで、実行可能な改善策を設計し、現場での実行まで伴走します。

主な業務内容は、以下のように多岐に渡ります。

  • 財務状況の詳細分析
  • 事業再生計画の策定
  • 金融機関との協議
  • リストラクチャリング(事業再編)
  • 実行支援(ハンズオン)

法的手続きに入る前の私的整理や自主再建の段階で介入し、現場に深く入り込むハンズオン的な支援を行う点が特徴です。

事業再生コンサルは、資金繰りを守りながら財務を立て直す提案も担います。

債務超過の局面で選択肢になりやすいDDSの仕組みと活用場面は、以下で解説しています。

関連記事|DDSとは?務超過企業の再生に活用される金融手法を徹底解説

事業再生コンサルに依頼する5つのメリット

事業再生コンサルに依頼することで、経営者が抱える複雑な問題を客観的かつ戦略的に整理し、具体的な施策を策定できます。

専門家が関与することで、資金繰りや経営改善のスピード・精度が格段に高まり、再生の成功率を大幅に引き上げることが可能です。

主なメリットは以下の5点です。

  1. 財務分析と再生計画立案で「実現性」を高められる
  2. 金融機関との協議を専門家が円滑に進めてくれる
  3. 経営課題を整理し「根本的な改善」を実現できる
  4. 第三者の視点で合理的な経営判断を支援してくれる
  5. 再生の道筋が明確になり心理的負担を軽減できる

以下で、各メリットの詳細を見ていきましょう。

①財務分析と再生計画立案で「実現性」を高められる

事業再生コンサルに依頼する最大のメリットは、実現可能な再生計画を立てられることです。

専門家は財務諸表や資金繰り表、キャッシュフローを詳細に分析し、債務超過や赤字の原因を数値で把握します。

これにより、

  • 資金繰り改善策
  • コスト構造の見直し
  • 債務削減や借入返済計画

といった施策を現実的なデータに基づいて設計できます。

特に、黒字化までの工程を数値目標として具体化することで、再生の道筋が明確になります。

机上の空論に終わらず、数字に裏付けられた計画を立案できるため、事業再生の成功率を大幅に高められる点が大きな利点です。

②金融機関との協議を専門家が円滑に進めてくれる

事業再生の過程で、金融機関との調整は欠かせない重要なプロセスです。

経営者が単独で協議を行うよりも、事業再生コンサルに依頼することで、以下の大きなメリットが得られます。

  • 金融機関の視点を理解している
    →専門家は銀行の融資判断基準やリスク評価を熟知しており、金融機関が納得できる交渉材料を提示できます
  • リスケジュール(返済条件変更)や債務カット交渉をスムーズに進められる
    →過去の実績を踏まえて、実現可能な条件で合意を形成できる
  • 第三者としての客観性と信頼性
    →経営者個人が交渉するよりも、外部専門家が介入することで「合理的な再生計画」として受け止められやすい。

期待できる効果としては、金融支援の合意形成を早期に整えられるため、資金繰りの安定化につながり、再生計画を円滑に進められることがあげられます。

結果として、資金ショートのリスクを回避しつつ再生のスピードと成功率を高められるのが大きな利点です。

③経営課題を整理し「根本的な改善」を実現できる

事業再生コンサルの強みは、単なる資金繰り対応にとどまらず、企業の構造的課題を洗い出し、根本改善を実現できる点にあります。

専門家は第三者の立場から、経営・人材・オペレーションを分析し、利益を生みにくい要因を体系的に整理します。

改善のステップは下記の通りです。

  • 不要部門・不採算事業の整理
  • 業務プロセスの効率化・標準化
  • 組織体制・人員配置の最適化
  • 経営戦略と現場運営体制の再構築

これにより、財務改善だけでなく、持続的に利益を上げられる体質へ転換できます。

結果として、事業再生を単なる「延命措置」ではなく、再建を成長のチャンスへと変えることが可能です。

④第三者の視点で合理的な経営判断を支援してくれる

経営者は日々の業務に追われ、冷静な判断を下すことが難しくなる場面も少なくありません。

事業再生コンサルタントは外部の第三者として現状を客観的に評価し、合理的な意思決定をサポートする役割を担います。

専門家が介入するメリットは下記の通りです。

  • 感情に流されない判断
    →特定の利害関係に縛られず、データと事実に基づいた提案をしてくれる
  • 難しい決断の後押し
    →赤字部門の撤退や事業再編など、経営者にとって重い決断も、客観的な根拠を提示して背中を押してくれる
  • 意思決定の質の向上
    →外部の冷静な視点を取り入れることで、再生方針をより確実に実行に移せる

結果として、経営者は感情に左右されず、合理的かつ実行可能な判断を積み重ねることができ、企業再生のスピードと精度を高められます。

⑤再生の道筋が明確になり心理的負担を軽減できる

経営危機に直面している企業では、将来の見通しが立たないこと自体が経営者に大きなストレスを与えます。

しかし、事業再生コンサルタントに依頼することで、現状分析から再建までの道筋を数値で可視化でき、経営者は「次に何をすればよいのか」を明確に把握できます。

心理的メリットは下記の通りです。

  • 不安の軽減:専門家の伴走により、孤独な経営判断に対する不安が和らぐ
  • 精神的安定:数字に基づいた計画で将来像が描けるため、冷静さを取り戻せる
  • 信頼回復:従業員や取引先に「再生の方向性」を示せることで、社内外の信頼回復につながる

結果として、経営者は精神的な負担を抱え込まず、安定した心持ちで再生計画を進められるのが大きなメリットです。

事業再生コンサル選び5つのポイント

事業再生の成功は、どのコンサルタントを選ぶかにかかっているといっても過言ではありません。

コンサル選びを誤れば、せっかく立てた再生計画が頓挫し、最悪の場合は企業存続そのものが危ぶまれるリスクがあります。

特に債務超過や資金繰りの悪化に直面している中小企業にとって、金融機関交渉・再生スキーム設計・現場実行力を持つ専門家かどうかを見極めることが不可欠です。

本記事では、失敗しない事業再生コンサル選びの5つのポイントをご紹介します。

これらの基準を参考に、自社の状況に合った最適なパートナーを見つけることが、真の再生を実現する第一歩となるでしょう。

➀実績と専門性を確認する

事業再生コンサル選びで最も重要なのは、同業種・同規模の成功実績があるかを確認することです。

製造業とIT企業では業務やコスト構造が異なるため、自社に近い再生経験の有無が成否を左右します。

面談時に確認すべきポイントは下記の通りです。

  • 過去の具体的成果:売上回復率、債務削減額、資金繰り改善効果など
  • 所要期間:どれくらいの期間で改善できたか
  • 再生手法の詳細:私的整理、M&A、リストラクチャリングなどの活用事例
  • 失敗事例と原因分析:成功だけでなく失敗からの学びを語れるか

また、公認会計士・税理士・中小企業診断士などの資格や、事業再生士(CTP)といった専門資格の有無も信頼性を測る判断材料となります。

こうした確認を通じて、実績と専門性を兼ね備えたコンサルタントかどうかを見極められます。

②金融機関との交渉力があるかを評価する

事業再生では、金融機関との資金調達交渉や債務調整が頻繁に発生するため、交渉力は計画立案と同じくらい重要です。

特に中小企業の再生では、金融機関の合意がなければ計画は前に進まないため、コンサルタントが銀行交渉に強いかを必ず確認しましょう。

確認すべきポイントは下記の通りです。

  • 金融機関出身者の在籍有無:融資判断や交渉ノウハウを理解しているか
  • 主要銀行との関係性:地銀・メガバンクとのネットワークや信頼度
  • 過去の交渉実績:リスケジュールや債務削減の成功事例
  • 専門スキームへの対応力:リスケ、DDS(デット・デット・スワップ)、私的整理ガイドラインの活用実績              

③経営者への寄り添う姿勢があるか確認する

事業再生を成功させるためには、経営者が自社の問題をすべて開示し、ときには厳しい決断を下す覚悟が求められます。

その一方で、多くの経営者には「企業理念を守りたい」「従業員を守りたい」という強い想いがあります。

その想いを理解し、経営者に寄り添いながら二人三脚で再生を進めてくれる伴走力が、コンサル選びで非常に重要な基準となります。

面談時に見極めるポイントは下記の通りです。

  • 初回面談での対応:真摯に耳を傾けているか
  • 話を聞く姿勢:一方的に提案するのではなく、現場の声を引き出してくれるか
  • 企業理念や歴史への理解度:数字だけでなく、経営者の想いや従業員への責任感を理解しているか
  • 粘り強さ:困難な局面でも支援を継続する姿勢があるか

事業再生は数か月から数年に及ぶ長期戦になるケースが多く、計画途中で不信感やすれ違いが生じると再生は頓挫しかねません。

だからこそ、コミュニケーションが取りやすく、経営者に寄り添い続けてくれるコンサルタントを選ぶことが成功の分かれ目になります。

④現場への関与深度も確認する

事業再生では、机上の空論ではなく現場に入り込んだ実践的な課題解決が求められます。

単に計画を立てるだけでなく、従業員の声を聞き、業務プロセスやオペレーション改善まで踏み込めるかが重要です。

確認すべきポイントは下記の通りです。

  • ハンズオン(hands-on)型の支援スタイルを取っているか
  • 定期的な現場訪問や従業員面談を実施しているか
  • 具体的な業務改善提案を提示できるか
  • 計画策定後も実行段階に関与し、PDCAを回し続ける体制があるか

現場関与が浅いコンサルでは計画が形だけに終わるリスクがあります。

一方、従業員とともに改善を進めるコンサルなら、計画の実効性が高まり成果につながります。

⑤費用対効果の妥当性もチェックする

事業再生コンサルの費用は、初期費用50〜200万円月額費用50〜150万円程度が一般的な相場です。

高額なため、支払う費用に見合う効果があるかを必ず検証しましょう。

確認すべきポイントは下記の通りです。

  • 料金体系:時間制・月額制・成功報酬制のどれか
  • 追加費用条件:調査・金融機関対応など、範囲は明確か
  • 成功報酬基準:債務カット額や資金調達額を基準にして妥当か
  • 複数社比較:見積もりを取り、費用と提案内容を客観的に評価 

ただし、安さだけで選ぶと再生が頓挫し、かえって高い代償を払う恐れがあります。

一方、経験豊富な専門家を選べば、金融機関交渉や再生スキーム設計で成果が出やすく、企業存続を実現できる投資となります。

事業再生では、再建計画と並行してM&Aを検討する局面もあります。

M&Aアドバイザリー会社の役割や契約の要点は、以下を参考にしてください。

関連記事|M&Aアドバイザリー会社とは?業務内容や契約書についても徹底解説

事業再生コンサル費用の相場と料金体系

事業再生コンサルティングの料金体系は、主に時間制・月額固定制・成功報酬制の3パターンに分かれています。

企業の規模や課題の複雑さによって費用は大きく変動しますが、一般的な相場は以下の通りです。

初期費用(50万円~200万円程度)

事業再生プロジェクト開始時には、初期費用として50〜200万円程度が一般的です。

この費用には以下の基礎調査が含まれます。

  • 財務デューデリジェンス:B/S・P/L・資金繰り表を精査し、債務超過や資金ショートのリスクを把握
  • 事業構造の分析:不採算部門や業務改善余地を特定
  • 再生可能性の判定:金融機関支援やスポンサー型M&Aの実現性を評価
  • 初期コンサルティング:経営者へのヒアリングを行い、資金繰り改善や再建戦略の方向性を提示

この調査結果は、その後の資金繰り改善や債務調整の成否を左右します。

したがって、初期費用は単なるコストではなく、「再生可能性を判断するための投資」と考えることが重要です。

月額費用(50万円~150万円程度)

事業再生コンサルを継続依頼する場合、月額費用の相場は50〜150万円程度です。

単なる助言にとどまらず、再生計画の実行を伴走支援するのが一般的です。

主な支援内容は下記の通りです。

  • 定期面談・進捗管理:資金繰りや施策をチェックし改善をモニタリング
  • 金融機関交渉支援:リスケや債務調整をサポート
  • 計画実行モニタリング:進捗確認と課題修正
  • 報告書作成・追加提案:金融機関や株主への資料、業務改善提案

成功報酬(利益の数%~数十%)

事業再生が成功した場合に発生する成功報酬は、案件の難易度や規模により変動します。

一般的には、利益やコスト削減効果の数%〜数十%が設定されます。

成功報酬の算定基準例は下記の通りです。

  • 債務カット額(金融機関交渉で削減できた借入金)
  • 企業価値の向上分(スポンサー型M&Aや再生施策による評価額の増加)
  • コスト削減・利益改善額(業務改善や構造改革による改善幅)

算定方法や料率は会社ごとに異なるため、契約前に確認が必要です。

費用は高額に見えても、企業存続や雇用維持が実現できれば投資効果は大きいと言えます。

「単なるコスト」ではなく、未来の価値を生む投資と考えることが重要です。

事業再生コンサルのご相談なら「ジーケーパートナーズ」

ジーケーパートナーズは、中小企業の事業再生支援に特化した実務型コンサルティング会社です。

中小企業活性化協議会の外部専門家として、財務・事業デューデリジェンスから再生計画策定、金融機関交渉まで一貫して対応してきました。

≪強み・特徴≫

  • 中小企業再生に特化:資金繰り改善・債務超過解消の実績多数
  • 通常の仲介会社が扱わない案件に対応:赤字や債務超過でも再生可能
  • 再生スキームに強み:私的整理ガイドライン、M&Aによる事業譲渡・会社分割
  • 金融機関との強固な信頼関係を基盤とした交渉力

≪こんな企業におすすめ≫

  • 資金繰りに行き詰まった中小企業
  • 債務超過や赤字で相談先に迷う企業
  • 銀行交渉や再建の見通しに不安を抱える経営者

ジーケーパートナーズは、課題整理から再生スキームの提案・実行まで誠実かつ実践的に伴走いたします。まずは安心してご相談ください。

  • 会社名:株式会社ジーケーパートナーズ
  • 所在地:大阪市中央区安土町3-4-16船場オーセンビル5階(本社)
  • ホームページ:https://www.gkpart.com/

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まとめ

事業再生コンサルタントは、資金繰りや債務超過で苦しむ企業の現状を正確に把握し、再建に向けた具体的で実現可能な解決策を示してくれる存在です。

経営者自身では気づきにくい課題を整理し、金融機関や取引先との調整まで含めてサポートを受けられることで、再建計画の実行力と成功率が大きく高まります。

ジーケーパートナーズでは、債務超過や資金繰りに苦しむ中小企業に特化し、

  • 中小企業活性化協議会での豊富な経験
  • 金融機関との強固な信頼関係
  • M&Aや私的整理ガイドラインを活用した再生スキーム

を強みとして、実践的かつ誠実に事業再生を支援しています。

状況がさらに悪化する前に、まずはお気軽に無料個別相談会をご利用ください。

専門家が現状を丁寧にヒアリングし、再生に向けた具体的な方向性をご提案いたします。

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About メディア担当

当社は企業再生コンサルティング会社として、中小企業活性化協議会の外部専門家を務めています。財務・事業デューデリジェンスや再生計画の策定支援をはじめ、私的整理ガイドラインを活用した事業譲渡や会社分割まで、一貫したサポートが可能です。また、債務超過案件における再生スキームを前提としたM&A仲介を得意としており、一般的なM&A仲介会社では対応が難しい案件にも対応しています。

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