食品製造業の支援事例になります。
年商12億円の食品製造業でした。
負債額は、年商より多い15億円。

当社からの支援を経て、5億円まで負債を減少することができました。
支援事例の概要
年商12億円規模の食品製造業。かつては地域を代表する企業でしたが、業績低迷が続き、資金繰りも悪化。ついには銀行との話し合いの末、返済ストップを認めてもらうしかない状況に追い込まれました。
必死の経営改善によりコスト削減や販路拡大を進め、ようやく営業利益が黒字化。会社としての明かりが見え始めたものの、依然として15億円もの借入金が重くのしかかり、「このままでは将来に希望が持てない」とオーナーを悩ませ続けていました。
「黒字にはなった。けれど、この借金を完済するには数十年…そんなに待っていられない」――。
既に入社していたご子息からは「同業他社に売却すべきでは」という声まで上がりましたが、売却しても債務が残るので、社長自身の個人破産も避けられない状況でした。
そこで当社ジーケーパートナーズが抜本的な再生計画を立案。メインバンクと粘り強く交渉を重ね、最終的には一部返済で合意を取り付けることに成功しました。さらに、新たな取引銀行からの資金調達を実現。結果として、15億円あった借入は5億円まで圧縮され、取引先や従業員に知られることなく、企業の信用を守り抜きながら健全な財務体質を取り戻すことができました。
先代社長のお話
「メインバンクとの取引を整理するという提案を受けたとき、正直なところ最初は大きな抵抗がありました。地元では圧倒的な存在である金融機関との取引がなくなるなど、到底できないと思ったのです。しかし、あのままでは借金に押しつぶされ、会社や家族、それに未来も失っていたでしょう。」
そう語る先代社長様。実際に交渉がまとまり、負債が大幅に圧縮されたときの安堵感は言葉に尽くせないものがあったといいます。
「終わってみれば、あの方法しか生き残る道はありませんでした。おかげで息子も納得して後を引き継いでくれたし、新しい取引銀行の支店長からも『最近はご子息もすっかり社長らしくなりましたね』と声を掛けてもらえました。もしジーケーパートナーズに相談していなければ、今の会社も、家族の笑顔もなかったはずです。」




